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旅する青い鳥

コロナになる前は、ほぼ毎月

どこかの他府県で滞在してお仕事

この1年は飛ぶことを忘れそうなくらい

大阪から出ることはなくオンラインを

フル活用しつつお仕事



3月の緊急事態宣言解除と

仕事関係のタイミングが重なり

ご縁がつながっていた石垣島へ


感染予防は最大限にしつつ

離島の竹富島で暮らすように

4日間の滞在でした


雨の中、スーツケースを持って移動する不自由さ

空港の無機質な心地よさ

窓の外に見える飛行機にワクワクする気持ち


1年しか経ってないけれど

忘れてかけていた記憶や感覚が

フライトを待っている間に

蘇ってきました

大阪を離れ、離島に約2時間ほフライト

住み慣れた街は、小さく見えなくなり

地上から解き放たれた気分


石垣空港から港まではタクシー移動

南国の花々と信号のない道

蒸し暑さと、生温い風


タクシーの運転手さんの動きも

話す速度、全てがゆっくり

セカセカ動くものが視界に入らず

のんびりという言葉がぴったり


石垣港から船に乗り、竹富島へ

竹富島で迎えてくれたのは、デイゴの花と島カラスたち

そしてやっぱり信号がない道

さらに私が滞在していたところは

Wi-Fiもつながりにくく強制的にデジタルオフ生活へ


大阪にいたら、ネット環境が使えない

なんてことはありえないこと

デジタルオフしたくても

電源を切らない限りは

24時間、いつも誰かとつながったまま


島暮らし初日


ここから何分ぐらいでいけるかな?

あ、ネットつながらないだった。


明日の天気は?

あ、ネットつながらないだった。


明日行くところの近くにあるかな?

あ、ネットつながらないんだった。


何度も繰り返し

どんな些細なことでも調べる

考える前に、調べてて完結させる


ここでは、調べるということは

誰かに聞くか

自分で考えるか


島では天気予報はあてにならないらしい

誰も天気予報を見ていない

朝晴れてても、昼には雨が降ったり

天気ていうのは、移り変わるもので

予測できないもの



着いた日の夜は満月

月明かりが道を照らし

波に反射して、海に光る道が浮かぶ


そして携帯で常に調べることも

写真を撮ることもやめて

幻想的な景色を見ながら

handpanを奏でる


後半に続く...



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